タイの家計債務が急増している。GDPに占める割合が、約86%で5年前に比べ25%上昇している。
カシコン銀行は、個人に融資する基準を厳格化し、現在の債務も含めて返済能力を審査するようにしているとのことです。
この借金漬けは、米の高値買い上げ、自動車への補助金、住宅購入者への大型減税などのばらまき政策(大胆な景気刺激策とも言える❓) により、一時的にGDPが6.5%増加したが同時に国の借金も増加した。今の日本の安倍内閣がやっている政策と、よく似ていると思いませんか?
昨日のテレビで、タイのインラック元首相が米の高値買い上げで国に損害を与えたとの賠償責任で訴えられ、第1回の裁判に出廷し「私は、無罪だ」とインタビューに答えていたが、どうなるのでしょう?
去年五月に発足した軍事政権は、当初タクシン元首相派のばらまき政策を批判していたが、今は農家への補助金、地方の学校・病院の改修などばらまき的メニューが並んでいる。
今の政治家は、どこの国もばらまき政策で一時的に国民に媚びたことしかしないのかな?